Windows XPの最新アップデート集 セキュリティの改善に必須
Windows XP Service Pack 3(SP3)は、Windows XPの修正プログラムを集めたソフトウェアパックです。Windows XPの開発が終了した後に発見されたセキュリティ上の弱点や機能の不具合を、一括して修正することが可能です。多くのソフトウェアメーカーでは、SP3を導入していないWindows XPをサポート対象から外しています。未だ導入していないなら、早めにインストールすることをお勧めします。
SP3によるWindows XPのインターフェース変更はなく、SP3をインストールしても見た目にはピンと来ないかもしれません。ただ、内部の修正箇所は1000以上にのぼり、規模としては最大級です。その多くは、セキュリティ上の弱点を修正するもので、ウイルスやワームなどの攻撃からPCを守るために必須のものばかりです。それにも関らず、インストールに要する時間は20分程度と、これまでのService Packの中では最も短い部類に入ります。SP3が導入されると、システムのプロパティに「Service Pack 3」との記載が追加されます。
SP3では、同じインストールファイルを使って、Windows XP Professional、Home Edition、TabletPC Edition、Media Center Editionの各バージョンにインストールが可能です。また、Service Pack 1およびService Pack 2が導入されている場合は、それぞれのService Packの差分のみがインストールされます。そのため、SP3のインストールに際して、過去に導入済のService Packを削除する必要はありません。
ただ、インストールにあたって、ハードディスクの空き領域を十分に確保する必要があります。目安としては2GB前後を確保できるといいでしょう。また、SP3を導入したあとも、別途、セキュリティ修正プログラムが月に1回提供されます。PCを安全に利用するためにも「更新をインストールする準備ができました」とのメッセージが現れたら、早めにインストールしておきましょう。
Windows XP Service Pack 3は、Windows XPを安心して利用するために必要なプログラムを、一括でインストールできるソフトウェアパックです。
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